船底塗装 はじめに


■はじめに
このページは、私がお世話になっているカノープス艇の船底塗装の様子をまとめたものです。
いつか自分がヨットを持った時のために・・・と思って何でもかんでも写真に撮っていたので、結構詳しい部分まで突っ込んでるんじゃないかな?と思ってます。(でも間違ってるところがあったらごめんなさい(-人-))
カノープスは横浜ベイサイドマリーナがホームポートで、年に一度、船底塗装を自分達でしています。
2003年10月からは、秘密兵器?バーナテクトを使っていますが、船底塗装は同じように行っています。

 

■作業工程
一日目:上架→船底洗浄→プライマー→準備→(昼食)→船底塗装(1回目)
二日目:船底塗装(2回目)→メンテナンス作業:ワックスがけ・亜鉛付け→→船台に乗せていた部分の塗装→下架

 

 

■用意するもの
クルーが自分で用意するもの
・汚れてもよい服と靴、帽子
(私は船底塗装用にツルツルしたカッパ上下と靴(長靴が◎)を用意しています。ペンキが落ちて一年経ってもペンキのにおいがするので塗装専用にして。)

塗装で使用するもの(全部で4〜5万円程)
・プライマー兼バインダーコート(2リットル3,500円程 ※カノープス25ftは1缶使用)
・塗料(2リットル10,000円程 ※カノープス25ftは2度塗りで2缶使用)
・シンナー(0,5リットル500円程)
・プロペラ用塗料(8,000円程 ※1セットで2年分はできるようです)
・ハケやローラー
・ペンキ用バケツ(ハケをシンナーでほぐします)
・ペンキ用トレー
・タワシやスポンジ(固めが良)
・バケツ(タワシやスポンジに付いた汚れを水洗いする)
・スクレーパー
・サンドペーパー
・マスキングテープ
・ゴム手袋(使い捨てのつもりで)
・軍手(使い捨てのつもりで)
・防護メガネ
・マスク
などなど・・・

ワックスがけをするなら・・・
・3M マリン プロテクティブ リキッドワックス(デッキ用 1300円)
・3M マリンファイバーグラス クリーナー&ワックス(ハル用 1100円)
・ウエス

 

■船底塗装は楽しい♪
イラスト1私は、今までヨットにほとんど乗ったことが無い何人かの友達を船底塗装に誘っています。
作業が終わってから彼女達が口にするのは「すっごく楽しかった!また船底塗装する時には連絡してね!」です。大人になってから筆やハケで何かを塗る、なんて滅多に無いので楽しいんですよね。ヨットに乗るのは船酔いするからダメって女性でも、船底塗装は楽しめるみたい。
無心になってペンキを塗るのは日常には無い時間ですし、自分がやった分だけ成果が見えるので充実感が沸いてきます。

カノープスでは昼食各日とも、昼食はクラブの予算で用意してくれました。
特に1日目は人数が多いほうが良いので、クラブ内で参加人数が少なかった場合、クルーの知り合いや家族を誘うのに昼食を持ってくれると誘いやすいかもしれません。