20030125-04


■マスキング


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塗装に使ったプライマー(左)とペンキ(中央)とシンナー(右)。
プライマーSeajetの「011」はペンキはSeajetの「033」、シンナーは専用の「Seajet シンナーA」というものです。
現在プライマーは「015」という製品に代わっています。
ペンキは現在は色は4種類、黒、白、青、赤が販売されています。
家庭などで使う普通のペンキではなくて、わざと水の流れで落ちるようになっているのだそうです。
そうすることで、生物がくっつくのを防ぐのだとか。
ペンキは2日間で1缶半か2缶使用。
シンナーは2日間で1缶も使用しません。

船台に置いている時にペンキを全部使い切ってしまうと、最後の最後で船台からクレーンに上げた時に置いていた場所を塗る分が無くなってしまうので注意!です。

 

 

プロペラ用塗料。
こちらもSeajet社で「ペラクリンセットジュニア」という製品。
プロペラだけじゃなくて、シャフトもこれを塗ります。

 

「ペラクリンセットジュニア」の箱の説明書き。


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早くペンキを塗りたい!と気持ちがはやる所ですが、塗る部分と塗らない部分を区別するためにマスキングテープを貼ります。
使用したのはニトムズの塗装用マスキングテープ幅30mm×長さ18メートル(1個150円)。
塗る時のハケの勢いで、間違ってハルを塗ってしまうと大変大変・・・

塗る部分にマスキングがはみ出てしまった場合は、カッターでカットします。

 

 

マスキングテープは一重だと染みて塗りたくないハルにまで付いてしまうので、二重にします。
1周目は塗装部分ギリギリに
2周目は1周目の上方に少し重ねて
3周目は2周目の上方に少し重ねて
という具合にマスキングしていきます。

 

特にラダーの付け根の部分は丁寧にマスキングします。